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 03年のアルバム

 雪大好き(2003.1.5)
 2003年1月5日、久しぶりに大好きな雪が積もりました。そこで、僕と主人のお
気に入りの林道に行って思い切り遊んできました。
誰も来ない林道に僕の足跡だけが残る 何か獲物はいないかなあ
いつもと違ってスリップするね えっ、もう帰るって?

 アウトドア大好き(2003.1.22)
僕は最近まで、玄関のマットで寝ていました。しかし、冷え込むこの季節になって、
玄関のドアの外で寝るのが大好きになりました。主人から玄関に引きずり込まれ
ても、ベッドをくわえて外に出ます。今は主人もすっかりあきらめ、ドアの外で寝る
毎日です。これがほんとの「
アウトドアライフ」なーんてね!
こうして玄関に寝ていましたが・・・ 今はこうしてアウトドアライフを満喫

 ドライブ大好き
僕は、ドライブが大好きだよ。天気がよい休日の朝、ご主人がスニーカーを履いて玄
関を出てきたらチャンス到来。僕は、なんとか乗せてもらうために,シッポを振って最
大のアピールをするんだ。車の中ではご覧の通り、外を見るのが大好きで,一時も
じっとしていないのでご主人によくおこられてるよ。
ハッピーのドライブ@ ハッピーのドライブA
何か面白いものは見えないかな('03.3.30) うーん、すっかり春めいてきたなぁ('03.3.30)

 夜の林道で大バトル(2003.5.21)
 林道によく連れて行ってもらう僕だけど、特に夜の林道は大好きだ。いろんな動
物の気配がして、とってもスリリング。5月21日午後7時過ぎ、主人が帰ってきて
すぐ、珍しいことに車に乗せて林道に連れて行ってくれたんだ。
いつものように、においをかぎながら走っていたら、突如僕のにおいセンサーが異
常反応を示したんだ。僕はシッポを立てて吠えながらながら、猛ダッシュして駆け
つけた。すると、ターゲットは、びっくりして林道の下の溝に逃げ込んだんだ。
夜の林道でターゲットを発見! うなり声をあげるターゲットの正体は?
 ターゲットは体の色が茶褐色でサイズは僕よりもやや小さめ、顔は口元が細くて
うなり声は体が小さい割にすごみのある「ウー」という声。すぐに、以前一回遭遇し
たことのあるタヌキたとわかった。
 前回タヌキに遭遇したときは昼だったが、近寄っていっても急いで逃げないし、う
なり声も出さなかったので僕も拍子抜けしてしまった。そのうちにするりと姿を消し
たが、まあ友好的な出会いだったなあ。しかし、今回は全然違った。タヌキは夜に
なると活動的になるのかなあ。溝の中からではあるが攻撃的な姿勢を示すので、
つい僕も興奮して吠え立てた。
僕が吠え立ててもちっともひるまない 溝の中でうなり声をあげるタヌキ

 僕は何度も溝の入り口から突入しようと試みたが、タヌキ君も必死で、どういう手
段で反撃するか分からないので、突入する決心がつかない。相手も溝からの脱出
を試みようとしているが、脱出する勇気はないらしい。ということで、約30分以上も
金属製の溝のふたをはさんで吠え合ってにらみ合っていた。
 やがて、主人が車を走らせたので、僕もあきらめてその場を離れた。結局この夜
のタヌキ君とのバトルは引き分けに終わった。次回の対戦がとっても楽しみだ。


 真夜中の侵入者(2003.7.22)
今年の梅雨は梅雨前線が九州地方に停滞し、先日来豪雨が続いている。
散歩ができないので、少々僕も欲求不満気味である。そんなある夜、11
時も過ぎて、いつものようにそろそろ寝ようかと思っていると、不審者が
侵入した気配を,僕の敏感な嗅覚が察知した。
 臭いの方に駆け寄ると、ターゲットは一目散に生け垣に駆け上がった。
大胆にも真夜中に侵入してきたのは、僕が一番敵愾心を燃やしている猫
だった。それも、まだ体の小さい子猫である。
    脱出の機会をうかがう子猫
 僕は生け垣の下から吠えたてるが、敵もさるもの、木登りができない
僕をあざ笑うようにうなり声をあげて対抗するのだ。騒動を聞きつけて
眠い目をこすりながら出てきた僕のご主人が、猫を木から払い落とそ
うとするが生け垣の細い枝にしがみついて離れない。
 そのうちご主人もあきらめて家の中に入っていったので、僕は生け
垣の根本におしっこをかけて縄張りをアピールするとともに、生け垣
周囲を見張りながら長期戦に持ち込んだ。
うーん届かないなあ おしっこかけちゃおうっと
 それから約一時間、夜中の12時もまわって、ご主人が様子を見に
出てきた。僕はまだ寝ないで生け垣の下で真夜中の侵入者の子猫を
見張っていたんだ。
 ご主人はこのバトルに決着をつけようと、棒で生け垣をつついた。
何回かつつくうちに、子猫は意を決したように生け垣を飛び出した。
それが、生け垣の外側だったので、子猫はそのまま4,5メートル下
の道路の側溝に落下したのさ。そのあとは一目散に道路の向うがわ
の暗闇に逃げていった。
 結局、今夜のバトルはこれで一件落着。しかし、木に登られたらどう
しようもない僕だ。うーん、くやしいなあ。

 真夜中の侵入者〜PART2(2003.10.20)
 朝晩はめっきり肌寒くなった今日この頃だが、僕のねぐらは花壇の中の草むらさ。
最近はこの場所が一番のお気に入りなんだな。秋の澄み切った夜空にお星様がまば
たいて、ロマンティック。
昼間はここサンルームがお気に入り 夜はこうしてアウトドアで寝てるよ

 そんなある日、真夜中にまたまた侵入者あらわれる。10月20日、主人が夜
10時過ぎに帰宅。僕がいつものように門のところまで出迎えると、何と首輪を
つけた見知らぬビーグル犬がいたのだ。主人は、近所の家のビーグルだと思っ
て車に乗せて連れて行ったが、その家のビーグルはちゃんといたそうだ。それ
ではこのビーグルは、いったいどこの誰?

おーい、いったい君はどこの誰なんだい においを嗅いでもわからないなあ
お腹をすかしているようだということで、主人が僕の食料を分けてやったら、
パクパクとおいしそうに食べるんだ。まったく遠慮なしにね。最初は吠えて
威嚇していた僕だが、相手がまったく抵抗しないので拍子抜けしちゃったよ。
食べてばかりいないで何とか言えよ よっぽどお腹空かしていたんだねえ
 餌を食べ終わったところで、主人が名無しのビーグル君を塀の外に出した
のだが、彼は僕のことが気になっていたらしく、隣の家の庭に入って、塀の上
から僕を覗くんだ。こうして、彼はときどき、塀の上から僕ん家を覗きながら
一晩中となりの家の庭で過ごしていたのだ。
今思えば、なかなかいい顔していたよね おーい、僕たち友だちになれそうだよね
 次の日の朝、主人が出勤するときには、門のところにまだいたのだ。しかし、
彼との出会いはこの一晩だけだった。昼間、どこかに行ったらしい。
 今回の真夜中の侵入者は迷子のビーグル犬。無事ご主人と出会えただろう
か。僕は心配だなあ。

 暁(あかつき)の侵入者(2003.11.9)
 日曜日の夜明けはいつもよりゆっくりとお日様が昇るような
気がする。僕はいつもの日曜日のようにサンルームでまどろ
んでいたんだ。ところが、ようやく空が白みはじめたとき、僕は
異様な気配に目を覚ました。
 急いで門のフェンスのところに駆けつけると、なんと小さな子
猫が侵入しているではないか。この前の子猫とは違って、黒猫
の子猫だ。
 僕の気配を察した黒子猫はとっさに庭の山桃の木に登った。
僕は庭石の上に登って吠えたてるが、敵は木の枝に座って
悠々とこちらを見ている。
ここまでおいで ゆすったって落ちないよ
こらっ、降りてこい!ワンワン ウーン、くやしいなあ
 それで、どうなったかって? 日曜日の朝っぱらから僕が
あんまり吠えるので、近所迷惑だって、ご主人が僕を捕まえ
て玄関に押し込んでしまったのさ。僕は玄関の中からも威嚇
の吠え声をあげていた。僕はしばらくして外に出してもらった
が、黒子猫はゆうゆうと逃亡したあとだった。
 あーあ、またしてもやられちまった。こうなれば木登りを特訓
するしかないかな。