加唐島の自然 |
加唐島自然マップ |
 |
加唐島の植物 |
つばき
加唐島は椿の島とも言われる。椿の木は、島の北側の刈尾灯台付近に沢山自生している。
秋になるとこの椿の実を収穫し,殻をむいて出荷する。椿の実は,椿油の原料になる。
|
 |
石蕗(つわぶき)
くき茎(くき)の部分は食用となる。島ででは畑に石蕗が植えられているのをよく見かける。
道ばたにこぼれ咲いた石蕗の花は、つつましく可憐で、そして美しい。 |
 |
|
|
加唐島の生き物 |
加唐島は小さな島であるが、海の生き物だけでなく、水道水のための水
源地にはうなぎも鯉もいる。まむしもその存在が確認されている。 |
 |
猫も沢山いるが、飼い猫のほか、どこの
家の飼い猫ということもない野良猫がいて、
結構のどかに生きている。
猫たちは釣り人の傍に潜んでいて、釣り
人が捨てる小魚や小魚をねらうしたたかさ
も持っている。
ただし、加唐島には犬は一匹もいない。
加唐島には、「犬を飼ってはいけない」と
いうタブーがある。昔、犬は島の鎮守であ
る八坂神社の神様の怒りに触れ、島に住
めなくなった という言い伝えがある。
|
|
天然記念物、ミサゴとカラスバト |
 |
ところで、この島で有名
な野鳥として、「ミサゴ」
と「カラスバト」がある。
ミサゴ
日本の各地に生息して
いる留鳥。 主に海に生
息し、人が容易に近寄
れない断崖によく巣を
つくる。
カラスバト
黒色の大型の鳥で、は
とに似ている。 繁殖力
が弱く、天然記念物に
指定されている。
(1997年3月25日付、
佐賀新聞より) |
|