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私が愛したバイクたち スズキスカイウエイブ400 ツーリングの記憶 もう一つのバイクBD-1

もう一つのバイクBD−1
購入まで
BD−1到着
BD−1を組み立てる
サイクルメーターとライト
初めてのトラブル
空気入れを購入
リアアーム固定フックの取り付け
初の遠乗り

 購入まで
自転車への興味
 何で折り畳み自転車に興味を持ったかはっきり思い出せないが、たぶん書店でオートバイ
の雑誌を見ていて、自転車の雑誌が目に付いたことがきっかけだったのだと思う。普通は友
人の影響ではまってしまうということがあるのだが、身近に自転車マニアがいるわけでもない
し、人に影響されたわけではない。しかし、自転車愛好家のHPなどを見ているうちに、面白そ
うだなと思ったのと、BD−1のデザインに一目惚れしたというのが、一番の理由であろう。
購入方法について
 ネットサーフィンをしているうちに、いくつかの通販サイトに出会った。近くにBD−1の販売
店がないこともあって、必然的に通販の利用となった。その中で、大変対応が早かったのが、
東京の八王子の(有)シマザキであった。6月11日、在庫確認のメール発信したら、翌日の
22時には、「業務多忙のために対応が遅れました」という注釈付きで返事のメールが届いた
のである。これには大変感動したし、価格も他の通販店よりも安かったので迷うことなくこの
店に決めた。
 その後は次のような経過であった。
2003年
6月13日=注文のメール発信
 [注文内容は、BD−1(色はグラファイト)、アルミキックスタンド、ちびりんバックの3点]
6月14日=見積書のメールを受信
6月16日=郵便局から代金を振り込み
8月18日=入金確認のメールを受信・商品発送
6月20日=商品到着
 以前に書籍を購入したことはあるが、これまでにネット通販をそんなに利用したわけではな
い。しかし、わざわざ福岡市まで出かける時間と費用とを考えれば、大変便利であることを再
確認した。また、配送会社のHPで、自分の購入した商品の配送状況が確認できるのには驚
いたが、間違いなく届けられているという安心感があってよかった。
(有)シマザキのホームページはhttp://www.shimazaki-c.co.jp/

 BD−1到着
注文から一週間で商品が勤務先に届けられた。本体と同時注文の携行用「ちびりんバッ
ク」とアルミキックスタンドも同梱されていた。
この「Birdy」の箱に納められて届けられた 同時注文の「ちびりんバック」
箱を開けた状態 箱から出した状態

 BD−1を組み立てる
到着の翌日、6月21日いつもの林道でBD−1を組み立てた。組み立てるときも折り畳む
ときも工具はなにもいらない。
組み立ての手順
@ ハンドルポストを引き起こす。
A 前輪フォークのジョイント部分を前方に回転させる。
B 前輪フォークのフロントサスペンション部分をロックする。
C サドル部分を持ってシートポストを引き出す。
D 後輪部分を後方に回転させながら引き起こす。
E サドルの高さを決めてシートポストの固定レバーをロックする。
折り畳むときはこの逆の手順となる。
林道走りの達人ハッピーのライバル登場 愛車CR−Vと新しい相棒BD−1

初乗りの印象
初乗りの印象は、「自転車ってこんなにきつかったかな」というのが率直なところである。
場所が林道であるだけに結構坂がきついということもあるが、8段のギアを駆使しても、
もう数百メートルも行かないうちに膝がきつくなってきた。こんな坂道を、いつもすいすい
走っている愛犬ハッピーはすごい運動能力の持ち主だったんだね。
雑誌の評価では直進安定性はいいと書いてあったが、自分の印象では前輪がふらつく
感じが強い。慣れの問題かもしれないが、手放しでまっすぐ走るという感じではないこと
は確かである。前輪フォークの角度がもう少しあれば、安定するのだろうけど。
前後のサスペンションの効きはいいようで、小さなショックは確実に吸収するようである。
サドルの高さは調整できるし、サドルとハンドル、ペダルの位置関係は問題ないようだ。
 サイクルメーターとライト
 車でもオートバイでも、アクセサリーで飾り立てるのは好みではないが、愛好家のHP
を見ていて、取り付けたいなと思ったのがサイクルメーターとライトであった。走りながら
速度や走行距離が表示されるのは面白いだろうと。
 そこで、BD−1を購入した(有)シマザキから通販で購入した。これも早い対応をして
もらい、あっという間に到着した。
サイクルメーターは、キャットアイのCC−FR7CL(シルバー)
ライトは、キャットアイのHL−EL200(シルバー)
ワイヤーロックは、タイオガのLKC−205(レッド)
ハンドルに取り付けたメーターとライト 前から見たところ
上段が時速表示、下段は走行距離等 前輪に取り付けたセンサーと送信機

 初めてのトラブル
 購入から二ヶ月後の8月中旬、組み立てようとして、リア車輪のアームを固定するフック
がないのに気づいた。このフックがないと、車体を持ち上げたときにリアのアームがダラン
と下がったままになってしまう。最初から少し外側に曲がっていて、ビス部分に固定するの
に内側に押し込む必要があった。乗っているうちにフックの穴が固定用ビスからはずれて
折れたのではないかと推測される。近いうちに部品を注文する予定である。
赤いリアサスペンションの左、黒いフック 途中で折れてしまった硬質ゴム製フック
 左側の写真は購入翌日の写真である。赤い硬質プラスチックがリアのサスペンションで
ある。その左側に黒い部分が見えるのが、リアアームを固定するフックである。
 右の写真は折れた状態である。赤いリアサスペンションの左側のビスに、黒い硬質ゴム
製のフックの穴をあわせることでリアアームが固定される構造になっている。

 空気入れを購入
 購入時はしっかり空気圧も調整してあったようであるが、最近空気が減ってきたような
気がするので、空気入れの購入を検討していた。できれば車体に取り付ける小型の物が
いいと思っていたが、あるときホームセンターに行ったら、たまたま車体に取り付けること
はできないが小型の物が売ってあったので購入した。(2003.8.23購入)
メイドイン中国の小型空気入れ 空気入れをバルブにセットした状態
 チューブのバルブにはいくらか種類があり、国によって形状に違いがあるようだが、BD
−1を購入した(有)シマザキがサービスでつけてくれたアタッチメントがこのときに役に立
った。空気を入れるときには、固定用のレバーを片足で踏みながら、もう一方の足でペダ
ル部分を踏み込むのだ。使用してみたが、どうもしっかりと空気が入る感覚がない。しかし、
入っていることには間違いないようだ。空気室が小さいためか、かなりの回数踏む必要が
あるようである。

 リアアーム固定用フックの取り付け
 購入店((有)シマザキ)に注文していたリアアーム固定用フックが届いた。写真貼付の
メールで発注したら、クレーム扱いで無料発送してくれた。部品が欠品していたということ
で2週間ほど待たされたが、親切な対応で気持ちよいものだ。
赤い矢印が固定用ビスの位置 取り付けた固定用フック
 取り付けはリアアームの内側から2本のビスで締め付けるもので、工具としては六角レ
ンチが必要であった。BD−1はいたるところ六角レンチで締めるビスが使われていて、近
い将来六角レンチセットが必要となりそうである。取り付けは簡単に終了。これで、折り畳
み状態から後輪をセットしたときカチッと気持ちよく固定されるようになった。
(2003.10.27取り付け)

 BD−1で初めての遠出
 リアアーム固定用フックも取り付けたので、好天気に誘われて、初めての遠乗りに出かけ
ることにした。目的地はいつも行っている市内のレンタルショップ。距離は約15qぐらいか。
途中数qが歩道がない県道であるが、大半は自転車通行可の歩道があるのでそうストレ
スを感じることはないだろう。
 出発して30分でほぼ中間点の古墳公園に着いた。いつもは車であっという間に通り抜け
る場所だが、BD−1を止めて草の上に仰向けになって晴れ渡った秋の空を眺めてみる。
足の疲れはそう大したことはないのだが、この時点ですでにお尻の痛さが気になっていた。
前後のサスペンションは効果的に効いているのだが、歩道の段差を越えるたびにお尻にこ
たえる。
古墳時代初期に築造された「久里双水古墳」 全長108.5mの前方後円墳である

 缶コーヒーを飲んで出発。久里双水古墳をすぎると、やや広い歩道が県道沿いに走っ
ている。ここは、昔旧筑肥線の線路が走っていた場所である。唐津市山本駅から久里駅、
鏡駅、東唐津駅と続いていた。高校生時代にはこの筑肥線で通学したものだ。今は春は
桜並木が美しい自転車通行可の歩道をなっている。秋も深まり、コスモスの花もすでに
終わりかけている。
旧筑肥線の線路跡、コスモスも散りかけ 歩道がないところはちょっと怖い

 旧筑肥線跡の歩道を過ぎると、しばらくしたら松浦川沿いに走る。ここまで来ると視界が
大きく開けて疲れも忘れるようだ。しかし、お尻の痛さは段々とひどくなる。これって、慣れ
るものなのかな。このあたりは,休日には釣りや散歩をする人でにぎわっているところだ
が、今日は平日とあって、人影はまばらである。河原に降りていって2回目の休憩をする。
左に松浦川、左側には虹の松原 松浦川の向こう側に広がる唐津市街
秋の空とBD−1の後ろ姿 河原に降りてBD−1を止めて休憩

 松浦川を渡る松浦橋。この橋を渡ると目的地は目前だ。この松浦橋の位置は松浦川の
ほとんど河口の位置にある。干潮時は河床が見えているが、今は満潮に近く、青い水を
たたえて唐津市街の建物を映している。こうしてみると、唐津市内も最近は高いビルが増
えてきたことがわかる。その多くはマンションである。
松浦橋を渡る、近年広い歩道が増築された 松浦橋の上で、背景は唐津市街

 帰り道は休憩を1回にして頑張ってみた。
持久力はついてきたと思うが、お尻の痛さ
はますますひどくなり、家に帰り着く頃には、
尻痛に加えて腰の痛さが耐え難いほどに
なってきた。お尻はともかく、腰に負担がか
かってしまうようだと危険信号である。
 こうして、車だと40分ぐらいで往復すると
ころを、休憩時間も含めて3時間半の初遠
乗りとなった。あたり前のことだが、自転車
で遠くに出かけると、帰り道のことを考えて
しまう。車だと何とも思わないのに、帰り道
はきついだろうなとか・・・・。同じように、下
り坂を下るときには楽ちんでよいのだが、
帰りにはこれがきつい登りになるんだぞと
考えている。
 うーん、「楽あれば、苦あり」。自転車は
人生の真実に気づかせてくれる。
(2003.10.27代休の日に)
紅葉の季節ももうすぐ、帰り道で