１９９７年９月２１日（日）に行われ、佐賀市のバンド「木原慶吾とスピリッツ」の
演奏や、島の新鮮な魚のバーベキューや魚のつかみ取り大会などのイベント
で大いに盛り上がった。

１等賞品イサキをねらって大声援！	僕も大漁！魚のつかみ取り大会
老いも若きもロックのリズムにのって！	鎮西町の吉田町長さんも見えました。

イベントの概要 期日 １９９７年9月２１日（日） 場所 佐賀県鎮西町鎮西町加唐島 主催 玄海レインボーアイランド事業実行 委員会 加唐島つばきの会 おもな内容 ・バードウオッチング ・重量あてクイズ ・魚のつかみ取り ・イカさまレース ・バーベキュー ・記念植樹 ・木原慶吾とスピリッツのコンサート 　当日は薄曇りの天候でしたが、風 もなく海も穏やかで、絶好の行楽日 和となりました。 　サザエやハマチ、たまねぎなど ７ 種類の島の特産物の重さを答える 重量クイズに頭をひねったり、魚の つかみ取りでは服が濡れるのも忘 れて無心に魚を追う姿が見られま した。 　イ カ さまレースでは、すいすい泳 ぐイカもあれば、途中でバックする イカもあったりで、大歓声が上がっ ていました。 　加唐では、一昨年に続いて ２回 目という スピリッツコンサートは、 木原さんのあったかい雰囲気が、 会場の人々を包み、盛り上がって いました。

主催者の声 このイベントを終えての率直な感想は、「夢のようだった」 という一言に尽きます。まさに、「夢に描いていたとおりの イベントが実現した」という感じです。 　まず、天気。これ以上暑かったらコンクリートに照らされ 暑かっただろうし、もちろん、雨が降ってもらったら困る。 風が吹いて欠航なんてことにでもなったら、目も当てられ なかっただろう。本当に天の神様に感謝しています。 　次にお客様。２８２名。こんなにたくさんのお客様が来て くださるなんて思いもしませんでした。でも、これ以上の人 が来られても、とても対応できず、かえって島の印象を悪 くしてしまいかねなかった。そして、このお客様のほぼ全 員が、「もし、またこのイベントをするとしたら、この島に来 られますか？」という問いに「はい。」と答えてくださいまし た。自分の方から、「また、来年するんでしょう？」、「して ください！」と言ってくださる方も少なくなかったのです。 　「加唐島の良さをより多くの人に知ってもらう」、「加唐島 にまた来てみたいなと思う人を作る」という目的は、見事 に達成されたと思います。 　そして、イベントスタッフ。私が考えていた以上にこのイ ベントの趣旨を理解して行動してくれました。２０名という 少人数で力を合わせ、また、学校の先生方、ボランティア の方々の協力でこのイベントは成功しました。それと、忘 れてならないのは、加唐小中学校の子どもたちの活躍で す。　少ない人数で、事前準備から当日のバザーとよくが んばってくれました。　「今年一番の思い出となりました」 と言ってくれた子もいました。このイベントは子どもたちの 心にもすばらしいおみやげを残してくれたようです。 　木原慶吾とスピリッツとの交流も心からの交流となり得 たし、これからもそうあり続けるでしょう。 　このイベントの成功によって、つばきの会のメンバーだ けでなく、加唐島の全島民が島のよさを再認識し、島を 盛り上げていくるきっかけとなったと思います。あとは、 「加唐島に住んでもいいなと思う人を作る」という目的が 達成されたかどうかが、今の段階ではまだわからないの で、早く加唐島の青年（島好きの先生も含め）にすてきな 情報が流れてこないかと楽しみにしています。　 （加唐島つばきの会 前田千晶さん）

１９９８年の「島満喫フェスタIN加唐島'98」の様子はこちらをご覧ください

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